収穫の秋である11月は「彩の国ふるさと学校給食月間」であり、埼玉県の特産物や郷土食を理解すること、ふるさとを愛して感謝の心をもつことを目的としているとのこと。
本庄上里学校給食センターでは、11月の給食に埼玉県産の食材や料理を積極的に採用したそうです。
現代の子どもは授業でSDGsについて学びますが、親世代にとってSDGsは授業で習っていないこと。
地産地消はSDGsより前から使われている言葉ですが、地産地消はSDGsのための活動といえるのです。
地産地消でSDGsを達成
埼玉県産の野菜を、強いて言うなら本庄市や周辺の市町村の野菜を食べること、つまり『地産地消』はいま話題のSDGsのための活動といえます。
SDGsとは2030年までの国際目標で、「地球の環境を守る」「社会で孤立する人を出さない」といった持続可能な世界を実現するために17の目標を掲げています。
地産地消は17の目標のうち複数の目標に関連しているようですが、個人的に一番わかりやすいのが輸送時に発生するCO2の削減によるクリーンな環境作りで、さらに、CO2の削減は気候変動への対策としてかなり具体的といえます。
埼玉県産の野菜はたくさんある
埼玉県の面積は全国都道府県で第39位ですが、農業産出額は全国第20位であり、野菜に限定すると全国第8位だそうです(農業産出額=単価×出荷数)。
さといもやほうれん草などの産出額第1位の野菜の他、ねぎ・小松菜・かぶ・ブロッコリー・はくさい・きゅうり・枝豆など多くの野菜が全国トップクラスの産出額だとか。
11月から給食も新米が出始めるそうですが米の産出額も全国第18位、パンやパスタの原料となる小麦は全国第4位だそうです。
このように埼玉県は意外と農業が盛ん。
埼玉県の強みは「生産エリアと消費エリアが比較的近いところ」と聞いたことがあります。
生産している野菜も様々。
県南部では県内のレストランの要望に合わせてヨーロッパ野菜を日本の気候に合わせて品種改良し、生産しているところもあったりします。
埼玉県産の野菜で地産地消を目指したからといって、料理の種類や栄養に偏りが出ることはあまりなさそうです。
ちなみに。
引っ越してきた当初、私は地元産のブロッコリーの安さに驚きました。
参考 さいたまヨーロッパ野菜研究会 – 公式 (jimdofree.com)
<マンガ飯>茹で蕪 鶏ひき肉の味噌ソースを添えて
私はマンガ飯が好きです。
作り方が載っているマンガ飯も良いのですが、絵や記述だけの料理を完成させたときの感動はなんともいえません。
かなり自己満足ではありますが。
これは『魔導具師ダリヤはうつむかない』で紹介されていた料理。
原作はライトノベルなので厳密には”マンガ”飯ではないかもしれませんが、ちょくちょく出てくる料理は酒好きには魅力的なものばかり。
今回は主人公ダリヤが友人・ヴォルフに出した料理のひとつ「塩茹でした蕪に鶏ひき肉の味噌ソース」が想像したら美味しそうだったので作ってみました。
蕪は涼しくなってきた今の時期から旬。
スーパーに埼玉県産が並ぶことが多いのでしっかり地産地消。
塩を少し入れた水で蕪を茹でれば良いだけというお手軽さ(バターと塩で味付けでもイケるという記述あり)。
茹で蕪にかける味噌ソースはみそ田楽をやったあまりのヤマキ醸造の「田楽味噌」をベースに、醤油・みりん・砂糖で仕上げたもの。
本には赤味噌な感じで書かれていましたが、子どもでも食べやすいように甘めの田楽味噌を採用。
これは17号沿いにあるヤマキ醸造寿店(ベルク近く)で購入できます。
甘めに作りましたが子どもに蕪は不評ではないが好評でもないらしく、全て私たちの日本酒のお供に。
味噌ソースは味を濃い目にしても蕪がメインなので、2つ以上食べてもアラフォーの胃でも問題なく消化できました。
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